Description
母なる大地パチャママと その源泉につながる旅のロードムービー
豊かな生命を育む熱帯雨林の奥深くで、大自然と共存する伝統的な暮らしを続けている先住民族「アチュアル族」。
夢にもとづく文化を持つ彼らは、1995年に現代社会へ向けて警鐘を発しました。
それは、世界的活動家リン・ツイストによる「パチャママ・アライアンス」の創設 と、環境的に持続可能で、社会的に公正で、精神的にも充足した世界を実現する 地球規模の活動「チェンジ・ザ・ドリーム シンポジウム」へとつながりました。
2016年10月、起源であるアマゾンの秘境を現代社会に生きる日本人が訪れました。
アチュアル族の精神文化、私たち日本人がそこで受け取ったメッセージを映画「アチュアルの夢 アマゾンから現代社会へのメッセージ」でご覧ください。
「私たちの文明社会は、果たして持続可能な社会なのだろうか。」
私たちの住む現代社会の底には、絶えず、何かが足りない、欠乏している、満たされていない、という欲望と恐怖が渦巻き、限りない成長と進歩はとどまるところを知りません。
その結果、世界中ではグローバル化による地域格差が生じ、先進国による地球資源の膨大な搾取と節操のない消費が日々繰り返されています。
「私たちが心にどんな未来を描くかによって地球の未来は変わる。」
しかし、貨幣経済以外の生き方を知らない多くの文明人たちは、もはや、どんな生き方をしたいのか、どんな未来を創りたいのか、心に描けなくなってきているのではないでしょうか。
アマゾンの森の民アチュアル族は、何千年と森とともに生きています。彼らは森の一部であり、森に棲むあらゆる生き物と交信し、森から生きる知恵を授かっています。彼らは自然と人間をわけ隔てるものはなく、また、現実と夢見もわけ隔てることなく、植物の力とつながることでビジョンを受け取り、生きる知恵としてきました。現代人が経済の追及とともに失ってしまった知恵が今もアマゾンの熱帯雨林には息づいています。
ご覧いただいた方からの感想:
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映像も音楽も素晴らしくて、引き込まれるように拝見しました。特に最後の場面で、メンバーの方々が河に入り流れていく様子を見ていて感じたこと。
空から見ると私達は小さな自然の一部であり、そこに溶け込み共に流れながら、それぞれの術とやり方で循環しながら生きていくというメッセージを受け取りました。
素敵な作品をありがとうございました。
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素晴らしい内容と映像でした。観ていると、心の底からこみ上げてくるものを感じます。生きる事を見つめると、それぞれの普通、一人ひとりの普通があって、それでいいと気づかされます。ご縁のある方々と共有し共感したいですね。ありがとうございます。
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7年前に訪れたアチュアルの村のことを思い出しました。彼らはカメラを向けられることを好まないと言われ写真もあまり残っていませんので、ここまでの映像を残せたことが素晴らしいことだと思います。音、映像、音楽とともに、彼らの肉声、文化に、実際に訪れたとき以上に触れることができました。ありがとうございます。
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じっくりと旅を共有したように観せていただきました。もしかしたら2000年以上続いた日本の縄文時代もこんな感じであったのかもしれない〜、と想像していました。部族は一つの集合無意識の共同体。だから「欠乏という感覚がない」。「個人」や「所有」というエゴから「欠乏感」「満たされない感」が生まれてしまう。とすると現代文明に生きている私たちの方が病んで問題を抱えているのかもしれません。実は地球にはすでに足りないものはなく、すでに全てがある。「足るを知る」。それに気づくかどうかは心次第なんですね。「ふるさと」の音楽アレンジもとっても心に響きました。その歌詞にも改めて感じつつ、、どんな人間、全てに共通の普遍的「ふるさと」、それはかけがえのない母なる星、地球であることを改めて実感したひと時でした。
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同じ地球上で起きている問題。
母なる大地を痛め、傷つけていることに心が痛むこと。
それすら感じていない人間という破壊生物がこの地球上にいる。
どうすればいいのかを学び、生きる場所を変え、戦っているアマゾンの彼ら。
消費しつづけている私たちができることは限りなくあるだろう。
アマゾンの人たちから学ぶことはたくさんある。
想像すること。かれらはどんな夢をみているのか。共有すること。
同じ地球に住む家族。夢はつながっている。