Description
『地球交響曲第八番』出演者
中澤きみ子さんの演奏
~津波ヴァイオリンの奇跡の響き~
東日本大震災による津波のもたらした流木から、ヴァイオリン製作者中澤宗幸が作った津波ヴァイオリンを、妻であり、ヴァイオリニストの中澤きみ子が心をこめて弾いた5曲を収録しています。
モーツァルトとウィーンを共演は長くともに演奏している「アンサンブル・ウィーン東京」。このCDの収益金は全額、一般財団法人 Classic for Japan のヴァイオリン・リレー・プロジェクト「千の音色でつなぐ絆」を通じて東日本大震災復興支援金として寄付させていただきます。
◆収録曲
- からたちの花(ソロ) 山田耕筰作曲
- 浜辺の歌 成田為三作曲 中村透編曲
- 芭蕉布 普久原恒男作曲 中村透編曲
- 故郷 岡野貞一作曲 石川皓也編曲
- からたちの花(ソロ) 山田耕筰作曲 坂田晃一編曲
[アンサンブル・ウィーン東京]
ルードヴィッヒ・ミュラー(Vn)、中澤きみ子(Vn)、ゲオルグ・ハーマン(Va)、マイケル・ウィリアムス(Vc)、ヘンリ・シーグフリードソン(Pf)
1991年ヴァイオリンの中澤きみ子を中心に結成された、確かなテクニックとウィーン正統派の解釈に基づく、現在では希少な存在となりつつある個性豊かなアンサンブルである。誇り高きウィーン音楽の伝承者たち「ウィーン・アルベン・ベルグ・カルテット」に久しく薫陶を受け、弦楽アンサンブルにとって何が一番大切かを熟知している。古今のウィーンゆかりの作曲家たちの作品をメイン・レパートリーに、確実に磨きをかけ、最もウィーンらしいアンサンブルとしてその名を知られている。