説明
『地球交響曲第六番』出演者
ケリー・ヨストさんのピアノ演奏
春まだ浅い大草原の朝、芽吹き始めた小さな草花の上に朝露が降り、折しも昇り始めた陽光を浴びてキラキラと輝いている。
その朝露のひと滴(しずく)に目を寄せると、そこには眩いばかりの金色の光と共に、あたりの大自然を映した小さな宇宙が淡い緑の光となって、かすかに風に震えている。
光が音楽を奏で、音楽もまた光を発つことがわかる一瞬(ひととき)、ケリー・ヨストのピアノは、そんな清冽な美しさに満ちている。
◆収録曲
- ザ ファースト ノエル
- 主よ、人の望みの喜びよ
- ジェス バンビーノ
- ひいらぎかざろう
- 久しく待ちにしイェスよ、来たりて
- 馬小屋の羊飼い
- グリーン スリーヴス
- さわやかに星はきらめき
- シンハリース キャロル
- スティル スティル スティル(地球交響曲第六番 挿入曲)
- きよしこの夜
【ケリー・ヨスト】
1940年アメリカ・アイダホ州ボイシー生まれ。6歳よりピアノを始める。アイダホ大学では音楽と哲学を専攻。2000年『地球交響曲第四番』にフィールドの『ノクターンNo.1』が、2004年『地球交響曲第五番』ではバッハの『プレリュード第一番』とパッヘルベルの『カノン』が挿入曲として使われた。彼女の音楽の源泉である、アイダホの自然環境保護運動においても中心的な役割を果たしている。