第八番に向けての第一番上映会:ゲストトーク
上映終了後は監督とゲストの対談があり、ゲストはシリーズ『第一番』から
すべてナレーションをされている榎木孝明さんでした。
『第八番』に向けての上映会だけに、
監督の周りではこの日は朝からいろんな場所で、
「8」がつきまとっていたという話しもありました。
∞ 8 ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ .. ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ … :)
監督が初めて榎木さんと会ったとき、
榎木さんの顔を見て「釈迦族の遺伝子を継いでいる」と思ったそうです。
榎木さんが思うに「日本人という前に地球人である」という意識を、
監督に受けてもらって今にいたっているのではないかということでした。
榎木さんからは会場でしか聞けない話があったり、
榎木さんからのリクエストで、監督からのエピソードが二つ。
『第一番』の「トマトが頑張った話し」「エレナに会った時の話し」
5000個の完熟したトマトを撮影した晩に、
翌日までにすべてのトマトが落ちてしまった話しや、
ゾウのエレナが監督の顔面に、ニュルニュルの鼻の先をブチュ、
とくっつけたという話しなどで会場も大盛り上がり。
そして最後には『第八番』に関して。
300年以上前にストラディヴァリウスの製作したヴァイオリンが、
何故いまだにいい音を奏で続ける事ができるのか。
『第八番』は樹に宿る精霊をテーマにしているわけですが、
その樹が果たしている役割、
中澤さんのように修復に関わる人や、
演奏者の果たす役割も大きいということです。
次回上映時のゲストは佐治晴夫さんですが、
『第二番』のどんな話しが出てくるか。
『第八番』に関する話しが出てくるか。
いまから楽しみです。 (助監督 池田剛)
※3/8(土)「第二番」トークの様子はコチラ
※5/31(土)「第三番」トークの様子はコチラ