第二番
「地球交響曲」第二番の根底に流れるテーマは第一番と同じです。
母なる地球(ガイア)はそれ自体が大きな生命体であり、私たち人類はその心、すなわち想像力を担っている存在です。その私達が今何に気付くかに依って、地球(ガイア)の未来も決まってくる。21世紀は私達普通の市民一人一人が宇宙的な視野から、自分自身を見直す時代です。「地球交響曲」第一番は、その事に気付き始めた多くの人々を激励し、勇気づけてきました。一見「超能力」の持ち主にも見える出演者達が、実は自分達と同じ心を持ち、同じ地球に生きている普通の人である事に気付いた時、多くの観客は勇気づけられ、未来に対して明るい希望を持ち始めたのです。多くの観客は「地球交響曲」第一番を通して、自分自身を観ておられる、と言う事ができます。これが活発な自主上映活動につながっていったのです。
「地球交響曲」第二番は、この第一番のテーマをさらに深め、身近なものとし、一層面白くできる出演者として次の4人を選びました。
- ジャック・マイヨール(素もぐり105メートル記録保持者、イルカの友)フランス
- 14世ダライ・ラマ法王(チベット仏教最高指導者、東洋の叡智)チベット
- 佐藤初女(日本のすてきなおばあちゃん、日本の女性の生活の中の叡智)日本
- フランク・ドレイク(天文学者、宇宙生物学者、地球外知的生命探査計画の父)アメリカ
地球交響曲第二番 1995年
- 出演
- ジャック・マイヨール
- 14世ダライ・ラマ法王
- 佐藤 初女
- フランク・ドレイク
- 声の出演
- 中村嘉葎雄(ジャック・マイヨール)
- 三國連太郎(14世ダライ・ラマ法王)
- ナレーター
- 木内みどり
- 榎木孝明
監督=龍村 仁
監修=稲盛和夫
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