クランクアップに向けての第一歩
昨年末から、しばらく撮影から遠ざかっておりました。
その理由は色々あるのですが、それはまた追々と。
で、ともかく本日2月25日の出来事をいち早くお知らせを!
気仙沼の畠山重篤さんと久々のミーティングをしてきました。
その帰りの新幹線の中でこれを書いています。
今回の打合せ内容は、この八番の根幹に関わるかもしれない、いや、きっとラストシーンに関わる案件になるかも!?と、感じずにはいれないひと時でした。
それは、先般の大降雪の跡がまだ残る、でも海の色が窓の外からでも何かを感じさせる重篤さんの書斎の中で、静かに始まりました。
今まで撮影させて頂いた内容をお互いが思い返し、そしてこれからさらに先を見据えた、過去と未来が否が応でもコラボレーションしている、そんな重篤さんと監督の一言一言の単音が発せられていた様にも思えます。
でもその単音どうしは、やがて和音の様に広がりを含めた音へ、瞬間瞬間つみ重なってきたのでしょうか?
何か次回撮影にむけ、龍村監督の中でもぼんやりと心で描かれていたものが、
この映画の終盤に繰り広げられるであろう大切な一コマのイメージとなって現れてきたように思います。
この春にいよいよクランクアップを迎える八番の大切なシーンが、龍村監督の心の中で灯がともった、そんな一瞬だったかもしれません。
監督本人でさえぼんやりとした何かは、我々スタッフには、%&#!??。
でもそれはきっと、「地球交響曲第三番」のビル・フラーがふと発した一言に、すでになぞらえていた何かなのかもしれません。
もう、ここまで話すと中にはお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが…
もしよければ、八番に向けてのカウントダウン上映が明治神宮で密やかにあるので、チェックしてみて下さい。
実は、毎回スペシャルゲストにもお越しいただいているのです。
近々では第二番の3月8日、第三番は5月31日に!
※第八番へのカウントダウン上映会の詳細はコチラ
これからクランクアップに向け、監督が抱いたそのイメージを皆さんにどうやってお届けできるのか、監督はもちろんスタッフ一同、思い、悩み、そして切磋琢磨してまいります。
是非、次回のご報告を楽しみにしていて下さい!
(ラインプロデューサー・西嶋)