<監督、沖縄へ>
今週初め、監督は睦稔さんと会う為に沖縄へ。
帰ってきた時は心なしか血色が良くなったよう。
「体が活性化したのかな~。肉をいっぱい食べてきたよ」とニコニコ。ここのところ少食気味で体重が落ちていた監督ですが、きっと睦稔さんオーラのおかげでしょう。
そして取り出したのは第四番で睦稔さんがその極彩色の葉の不思議さ、多様性について語っていたクロトン、こんなに大きいのは珍しい、と睦稔さんがくれたそうです。
「この毒々しい赤があるからこそ、隣り合うグリーンが目立つ。敵対するものと一緒だからこそ、自分が輝くんだな」
つくづくと眺めながら話す監督、「これはしばらくお守りになるな」と。
監督は今、「風の伝言を伝えることのできる」睦稔さんの世界が詰まっているエッセイ集「島の気分」の短篇映画化構想を暖めています。
地球交響曲シリーズとは違うシネ・ポエム、これを「第九番へのきっかけにもしたい」という監督の中には既に鮮やかなイメージが広がっているようです。