4/13(木)~25(火)天川村イベント@奈良まほろば館(日本橋)
世界遺産にも登録されたこの天川村に隠された歴史について、また、天河大辨財天社について、東京・日本橋にて学べる講座が3回開催されます。
皆様、是非足をお運び下さい。
〔登壇者〕 鎌田東二氏(京都大学教授名誉教授 上智大学グリーフケア研究所特任教授)
〔テーマ〕「神と仏が出逢う聖地・天河大辨財天社の意味と力」
〔登壇者〕柿坂匡孝氏(天河大辨財天社 禰宜)
〔テーマ〕「古来より続く聖地 ~魂の故郷 天河~」
〔登壇者〕前園実知雄氏(奈良芸術短期大学教授 橿原考古学研究所特別指導研究員)
〔テーマ〕「~修験道と天河大辨財天社~」
※WEBサイト掲載は3月中旬の予定
【NPO法人歴史の駅サイトより】
天川村は、奈良県のほぼ南半分を占める吉野郡の中央部に位置するとともに、紀伊山地主部にあたる吉野山地の中心に立地しています。吉野山地の主脈であり“近畿の屋根”とされる大峯山系が、本村の東部に連なり、北境および南境もこの支脈によって形づくられ、西端は天ノ川の流出口になっています。
こうした自然環境が、古くはこの地を“秘境”化していましたが、現在では交通網の充実に伴い、急速にその隔絶性がとり除かれてきました。
天川村は紀伊半島の脊梁部をなす山岳地帯に位置し、その面積の4分の1は吉野熊野国立公園に指定されています。近畿最高峰である八経ヶ岳をはじめとして標高2000mに近い峰々が連なる大峯山脈、その豊かな原生の森林に発し、深く、そして清らかな流れの数々、またそれによってつくられる滝や渓谷により、神秘性を秘めた自然環境に囲まれたところです。古くから修験道の聖地とされ、大峯山脈の急峻な尾根をたどって吉野から大峰山寺、玉置神社を経て熊野本宮大社に至る「大峯奥駈道」は、2004年7月、「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部としてユネスコ世界遺産に登録されました。