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< トークショー・レポ >

6月18日(日)、3回目となったシネマチュプキ・タバタでのトークショー、監督は「親子鑑賞室」で最初から「第三番」を鑑賞後にすっかりリラックスした様子で登場。

撮影前に亡くなった星野道夫の魂を撮る事ができるのか? という葛藤の想い出は「まるで誰かに作らされたようだった」、と。

出演候補者だったアイルトン・セナの突然の事故死の話しから始まり、制作メモが詰まった手帳サイズノートを見ながら 

「見えないものを見る、聴こえないものを聴く」、とはどういう事か?を考えさせられるような星野さんの生き方、魂を伝えようとした友人達と監督との撮影時エピソードなど、語りつくせない話がぎっしり。

質疑応答時の視覚障碍者の方からの「(星野さんの姿が)見えました、ビルさんの病気の介護をしたり、翔馬くんに会いたくてそわそわしたり・・」

という感想を聞いて心底嬉しそうな笑顔の監督、最後に「私には映画を作る高邁な目的なんてないが、皆さんと映画との対話の中で何かが生れてくるかどうか、そうあって欲しい、とは願ってます」  

そして「ガイア・シンフォニーの本当のクリエイターは皆さんです」と熱く強調していました。

チュプキでは今月30日まで「第四番」上映中です。来月は7月20日~31日「第五番」上映予定、また監督は登場するでしょうか? お楽しみに!

チュプキ公式サイト 



(S.I)