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【撮影日誌】3/29 和船あずさ丸進水式

この日を待っていたかのように晴れ渡った空。

震災で流されてダメージを受けたあずさ丸が復活し、

早朝に舞根の海に到着しました。

復活の日を喜ぶように孫たちが集まってきて、

重篤さん信さんと一緒に櫓を漕いで、

少しの間、沖へ出ていきました。

着いたばかりのあずさ丸で、

親子3世代が一緒に船を漕いで行く微笑ましい風景に、

監督はとても喜んでおられました。

進水式は多くの人に見守られて始まりました。

神事が始まり、大漁旗がはためいて、多くのモチがまかれ、

監督もいくつかモチを手にしていました。

春の訪れを待っていたかのように、

皆が笑顔でその後の船出を見守っていました。

この進水式の撮影が入ったため、

尼崎で予定されていた「第八番」支援のための上映会に、

監督がやむを得ず行けなくなったため、進水式の日の午後は、

ガイア初のロケ地と上映会場の中継を行いました。

スマートフォンを使ったスカイプでの中継でしたが、

私が撮影していたこともあり、監督は会場の様子を目にできないながらも、

あずさ丸の上から現地の様子をお届けできました。

支援して下さる皆さんからいただいている想いが、  

「第八番」完成への力となっています。

(助監督 池田剛)