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【事務所だより】5/13 監督の自然治癒力 

約1年前に監督がぎっくり腰になった事は、いろいろな所で 

本人が話しているので既に御存知の方も多いかもしれません。

それは去年4月17日の朝、2日後に迫った能楽堂での撮影への 

ゲネプロ(リハーサル)という大事な日に突然のぎっくり腰発症! 

本当ならば最低数日間は絶対安静ですが、

こればかりは監督なしでは進みません。

「絶対やりきる」と脂汗を流しつつタクシーで現場に向かい、

2日後の本番も、杖をつきながら無事に撮り終えました。

翌日は明治神宮での連続講座、翌週以降も講演会・ロケ下見と

安静などろくにとれぬまま、鍼治療で乗り切っていった監督・・。 

今は笑って語れるエピソードになっていますが、

当時は「監督にもしもの事があったら・・、 

第八番はこれで終わりかも・・・」 と、皆が青ざめた事態のひとつでした。

数ヵ月後には日常生活ほぼ支障なし、自転車にも乗れるほど回復して

スタッフ一同ひと安心、監督も一息つけるスケジュールの合間を縫って

人間ドックで精密検査。 

すると、監督の背骨は圧迫骨折状態だった事がレントゲンで判明!!

画像の赤丸内、骨の間の椎間板が 

潰れてしまっているのが、わかるでしょうか・・ 



人間ドックから帰ってきて 

「いや~、背骨、折れてたよ!」と言う監督は 

何故か少し嬉しそう…  

「縄文時代なんかだったら、骨折したってレントゲンとかで 

わからないから、こういう風に皆自分で治してたんだよな~」と 

自分の自然治癒力を実感した模様・・!? 

監督によると徐々に自転車に乗っていた事が 

腰に一番良かった、との事。 確かに 

『 自転車独特の動きがインナーマッスルである大腰筋を鍛え、 

腰痛解消に抜群の効果を発揮する  』 と、 

解説しているサイトなどありますので、そうだったのでしょう。 

自転車を体の一部のように愛用してきた監督、 

今回はまさにピンチに陥った監督の治癒力を手助けする盟友でもあったようです。 

(制作デスク:石亀) 

冬の間、愛車を制作室で「ひなたぼっこさせる」と言っていた監督